「オーバーラップは右サイドで脅威」圧巻2アシストの冨安健洋はチーム最高タイの評価「2つの傑出したアシスト」

2アシストを記録した冨安健洋[写真:Getty Images]

アーセナルの日本代表DF冨安健洋がチーム最高クラスの評価を受けている。
【動画】冨安健洋が長距離を走り抜いて見事な2アシスト目を記録

29日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループB 第5節でアーセナルはRCランスをホームに迎えた。

プレミアリーグで首位に浮上したアーセナル。今季は好調を維持しており、CLでも3勝1敗で第5節を迎えた。

勝てばグループステージ突破となる一戦。唯一敗れている相手に、冨安は右サイドバックとして先発出場を果たした。

この試合では積極的に攻撃参加した冨安。11分のクロスはカイ・ハヴァーツがヘディングで合わせるも枠外。しかし、13分には冨安のクロスの流れからハヴァーツがネットを揺らして先制する。

すると3-0で迎えた27分には、冨安が大きなサイドチェンジを見せると、パスを受けたガブリエウ・マルティネッリがネットを揺らして冨安にアシストが記録。さらに前半アディショナルタイム1分には、ロングカウンターから猛然とオーバーラップした冨安にブカヨ・サカがパス。そのままボックス内に持ち込んで上げたクロスをマルティン・ウーデゴールがダイレクトボレーで決めて再びアシストが記録された。なお、試合は6-0で大勝している。

前半のみで温存となった冨安。それでも2アシストの活躍は大きく評価された。

イギリス『フットボール・ロンドン』は8点(10点満点)と高い評価を与えている。

「日本代表選手が2アシスト。彼が1つ目をどう感じていたかは分からないが、2つ目はサカとの関係でたゆまぬオーバーラップに対するご褒美だった」

また、イギリス『イブニング・スタンダード』はチーム最高タイの9点(10点満点)をつけた。

「マルティネッリのソロゴールを狙ったパス、ウーデゴールをお膳立てする素晴らしいクロスなど、2つの傑出したアシストで前半を終えた」

「オーバーラップは右サイドで脅威となっていたが、ハーフタイムで交代した」

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