大谷争奪戦は1週間以内に決着か ウィンター・ミーティングが迫る

テネシー州ナッシュビルで開催される今年のウィンター・ミーティングは現地時間12月3日にスタートする。球界関係者が一堂に会する場であり、トレードやFA契約が次々に決まることでも知られている。今オフの移籍市場における最大の注目ポイントである大谷翔平の去就もウィンター・ミーティングで決着する可能性があるようだ。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、「ウィンター・ミーティングが終了するまでに大谷の契約が決まる」というのが球界での共通認識になりつつあるという。

ヘイマン記者は「私は彼がウィンター・ミーティング期間中に契約するかもしれないと思っている。とても楽しみだ」とコメント。ウィンター・ミーティングは現地時間12月3日にスタートし、同6日に終了する予定のため、ヘイマン記者の予想が正しければ、大谷争奪戦は今後1週間以内に決着するということになる。

「これは現時点での一般的な見方だ。保証はない。でも、球団幹部たちも大谷がウィンター・ミーティングで大型契約にサインすると考えているようだ」とヘイマン記者。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者も先日、「私は大谷がウィンター・ミーティング終了までに契約すると推測している」と記しており、ヘイマン記者と同様の考えを持っている記者は多いとみられる。

大谷争奪戦には本命視されるドジャースのほか、ジャイアンツ、カブスなどが加わっていることが報じられている。ヘイマン記者は、大谷の獲得に成功する可能性のあるチームとして、ほかにレッドソックスやブルージェイズの名前を挙げている。もちろん、再契約を目指すエンゼルスも争奪戦に加わっているとみられるが、「大谷がエンゼルスに残る」と予想する関係者は非常に少ないのが実情だ。

果たして、ヘイマン記者が予想するように、大谷争奪戦は今後1週間以内に決着するのだろうか。「史上最大のFA選手の1人」と呼ばれる大谷の動向から目が離せない日々が続きそうだ。

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