小池知事 中東へ出発 COP28出席へ5日間でアブダビ・ドバイ巡る

小池知事は11月29日夕方、アラブ首長国連邦・アブダビに向けて日本を出発しました。現地では気候変動の枠組みを決める会議「COP28」に出席する予定です。

小池知事:「COP28ドバイで開かれる会議に、招待を受けて参ります。東京都が取り組んでいる水素の取り組み、またペロブスカイト(太陽発電)の新しい技術など、発信をしていきたい」

小池知事は11月29から12月3日までの5日間、アブダビとドバイに出張し、気候変動の枠組みを決める会議「COP28」に出席するほか、各国の代表と意見交換などを行う予定です。

小池知事の海外出張は8月のヨーロッパへの出張から約3カ月ぶりで、今年に入ってから4回目となります。

ここからは都庁担当の田中記者とお伝えします。今年4回目の知事の視察ですが、どんなスケジュールになっていますか?

田中記者:「知事は11月30日、アブダビの空港に到着し、3日間をかけてUAEの2都市をめぐります。

初日にはアブダビにある大学で、環境問題について現地の学生たちと意見交換する予定です。また高速水素供給ステーションの視察なども行います。

それからドバイに移動し、12月1日には今回の出張のメインとなる「COP28」に出席します。東京都の環境に関する取り組みの発信のほか、各国の代表と意見交換などを行う予定です。ドバイではこのほかジャパンパビリオンの視察なども行います。

そしてこの出張にかかる費用についてですが、まだ総額については未定ということなんですが、去年、知事が今回と同じアブダビに出張した時には総経費705万円でした。今回はアブダビに加えドバイも訪れる予定で日程が一日多いほか、出張に同行する人数も3人多くなっていますので、前回よりは経費が膨らむとみられます。

担当者は「車の台数を減らすなど金額を抑える努力をしている」と説明していました」

© TOKYO MX