「今は特に問題なく安静に過ごしています」相手選手の危険なチャージでピッチに倒れた浦和FW髙橋利樹が無事を報告、ACLで負傷交代

相手選手と衝突し途中交代となった浦和レッズのFW髙橋利樹[写真:©超ワールドサッカー]

浦和レッズのFW髙橋利樹が今の状況を報告している。
【動画】相手に激しくぶつかられ髙橋利樹が倒れ込む…

29日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループJ 第5節で浦和は武漢三鎮(中国)をホームに迎えた。

今シーズンのホーム最終戦となった浦和。勝たなければACL連覇の可能性が潰える状況だった中、試合はアレクサンダー・ショルツが落ち着いてPKを蹴り込み先制。この試合は攻め込むもゴールを奪えない時間が続くと後半に追いつかれる展開に。それでも90分に途中出場で今季限りで現役を引退するホセ・カンテが劇的ゴールを記録し2-1で勝利を収めた。

ただ、この試合では負傷者が立て続けに出ることに。前半アディショナルタイムには髙橋利樹がルーズボールに向かうと、遅れて入ってきたヒー・チャオに激しくぶつかられ、そのまま倒れ込み起き上がれず。一瞬意識が飛んだのか、周りの選手が騒然となり急いで処置がされた中、大久保智明と交代した。

試合後の記者会見では、髙橋の状況についてラファル・ジャナスコーチが「脳震とうの疑いで病院に行っている」と説明していた。

試合から一夜明けた30日、髙橋は自身のインスタグラムのストーリーズで「昨日もたくさんの応援ありがとうございました。自分は今は特に問題なく安静に過ごしています」と現在の状況を報告。また、決勝弾のカンテに「kante super!!」とメッセージを送っている。

詳しい容態についてはまだ不明なものの、現在は回復に向かっているようだ。

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