トレーラーの積載物が歩道橋に衝突 道路法違反の疑いで運行業者を家宅捜索 仙台・若林区

27日に仙台市太白区の国道4号でトレーラーの積載物が歩道橋に衝突した事故で、警察は道路法違反の疑いで運行業者を家宅捜索しました。

家宅捜索を受けたのは仙台市若林区の運送業者、丹豊建機興業です。本社など2カ所を捜索しました。

27日、太白区の国道4号でこの業者が運行していたトレーラーの積載物が歩道橋に衝突しました。

積載物までの高さは法令で定められた4.1メートルを超える4.8メートルで、50代男性運転手は高さ制限を超えて通行した道路法違反の疑いが持たれています。

運送業者によりますと、宮城県岩沼市の取引先から積載物の運搬を依頼され、高さは3メートルと説明を受けたということです。運ぶ前に図面の提供を求めましたが送られてこなかったため、運転手が目視で高さを確認したということです。

警察は、運行管理に関する書類などを押収し、容疑が固まり次第運転手の男性を書類送検する方針です。

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