CL敗退が現実味を帯びる マンUのテン・ハフ監督「チームに大きな賛辞を送りたいが……」

写真:結果に納得のいかない、マンUのテン・ハフ監督 ©Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のガラタサライ戦の結果を嘆いた。

現地時間11月29日に行われたCLグループステージ第5節のガラタサライ戦で、マンチェスター・ユナイテッドは撃ち合いの末に3-3で試合を終え、勝点1確保にとどまった。

今季も、マンチェスター・ユナイテッドの受難は続いている。CLではここまでわずか1勝しか挙げられておらず、今回のガラタサライ戦も55分の段階で2点をリードしていたものの、その後に2失点。グループAの最下位に沈んでいる。

マンチェスター・ユナイテッドのクラブ公式サイトは、試合後のテン・ハフ監督のインタビュー内容を紹介。マンチェスター・ユナイテッド指揮官は、チームが勝点を取りこぼしていることに不満を示した。

「私たちは勝っていたのに、最終的には勝点を失った。勝点3を奪うべきだったんだ。それは、ほかの試合でも同じで、ホームのガラタサライ戦でも、アウェイのコペンハーゲン戦でも、私たちはとても良いプレーができていたのに勝てなかった」

「チームに大きな賛辞を送りたいが、同時に私はチームと自分自身を批判しなければならない。指導者として、そして私自身としてね。私たちは十分な守備ができていない。3-1でリードしていたのにもかかわらず、だ。私たちが犯している間違いを許すわけにはいかない」

CLグループステージ敗退が現実味を帯びてきているマンチェスター・ユナイテッドは、12月12日に本拠地『オールド・トラッフォード』で行われる第6節(最終節)のバイエルン・ミュンヘン戦で勝利しつつ、他会場の結果を待つ必要がある。2位での“滑り込み”決勝トーナメント進出を狙うことになるが、状況は非常に厳しいと言えるだろう。

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