マダイ丸ごと「めでたい焼き」づくりが最盛期 年末年始の縁起物 中にはワカメ 温めるだけで手軽に食べられる 三重・尾鷲市

三重県尾鷲市でマダイを丸ごと焼き上げた「めでたい焼き」作りが最盛期を迎えています。

ふっくらと焼き上がった大きなマダイ。

これはマダイの養殖が盛んな尾鷲市三木浦の水産加工会社が生産する「めでたい焼き」です。

「めでたい焼き」は温めるだけで手軽に食べられるようにと30年ほど前から作られ、年末年始の縁起物として人気があります。

この会社では今が生産の最盛期で、新鮮なマダイの中にワカメをたっぷりと詰め、低温でじっくりと焼きあげていきます。

(三和水産 小川康成社長)
「例年になく良いタイができましたので、色・形・味も自信を持って皆さんに贈れるタイです」

出荷作業は12月20日頃まで続き、全国に約3000匹が出荷されます。

© CBCテレビ