東証、午前終値3万3255円 円高進行で売り注文先行

 30日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前日終値を挟んで一進一退の展開となった。外国為替相場の円高ドル安進行を嫌気した売り注文が先行した一方、割安感が出た銘柄に買い注文も入った。

 午前終値は前日終値比65円85銭安の3万3255円37銭。東証株価指数(TOPIX)は2.71ポイント安の2361.79。

 朝方は円高による輸出関連企業の業績下押し懸念から売り注文が出た。前日の米国市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が下落したことも重しとなった。

 その後は、前日までの3日間で平均株価が300円超下落した反動から一部の銘柄を買い戻す動きが出て、上昇に転じる場面もあった。

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