「口座が不正に利用されている」などと電話を受けた70代の女性が、1950万円をだまし取られる詐欺被害に遭いました。
警察によりますと今月上旬、長野市に住む70代の女性の自宅に、警察官や検事を名乗る男から電話があり、「あなたの口座が不正に利用されている」などと言われたということです。
指定された金融機関で口座をつくり現金を移すよう指示され、女性は口座に複数回にわたって合わせて1950万円を振り込みました。高額の取り引きを不審に思った金融機関の職員が声をかけて被害が発覚し、振り込んだ金はほぼ全額が別の口座に移されていました。
警察は電話でお金の話があれば、詐欺を疑うよう呼び掛けています。
