実りの秋に感謝 巫女が「浦安の舞」奉納 横浜総鎮守・伊勢山皇大神宮で「新嘗祭」

新嘗祭では、巫女による「浦安の舞」も奉納された=横浜市西区

 横浜総鎮守の神社として知られる伊勢山皇大神宮(横浜市西区)で23日、今年収穫された新穀を供え、五穀豊穣(ほうじょう)に感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」が執り行われた。「実りの秋に感謝するお祭り」として例年11月に催され、今年は関係者を含む170人ほどが参列。神職らが野菜や果物といった新穀を納めたほか、巫女(みこ)による「浦安の舞」を奉納した。

 阿久津裕司宮司は「世界で争いなどが起こる中、安全に食事をできることにありがたさを感じている。神様からの恵みを召し上がり、皆さんがますます健康に過ごしていただければ」と語った。

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