東証反発、終値165円高 11月は2628円上昇

東京証券取引所

 30日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が4営業日ぶりに反発した。終値は前日比165円67銭高の3万3486円89銭。相場の先高観に加え、割安感の出た銘柄を買い戻す動きもあった。11月の上げ幅は計2628円となり、月間では今年最大だった。

 30日の東証株価指数(TOPIX)は10.43ポイント高の2374.93。出来高は約23億6600万株。

 取引開始からしばらくは一進一退の展開が続いた。外国為替相場の円高ドル安基調が重しとなって輸出関連株などが売られた一方で、下値では買い戻しが入った。

 午後は企業の好業績見通しに伴う先高観や長期金利の低下傾向が支えになり、上げ幅を広げた。

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