「ただいまシュート」で侵入盗を防げ! 被害額全国ワーストの愛知県 プロバスケットボール選手が小学生に鍵かけ呼びかけ

住宅を対象にした侵入盗の被害が増える年末年始を前に、プロバスケットボール選手が小学生にドアの施錠を呼びかけました。

華麗なシュートを披露するのは、プロバスケットボールチーム「ファイティングイーグルス名古屋」の選手たち。

30日に小学校を訪れたワケは…

(根來選手)
「鈴の音を聞いてから(家に)入っていきましょう」

子どもたちに紹介したのは、ドアに鍵をかけるとシュートが決まる防犯グッズ「ただいまシュート」。

愛知県は、ことし住宅を対象にした侵入盗の被害額が約20億円と全国ワーストで、選手たちは地元・名古屋市西区の小学校で開かれた防犯教室で、鍵をかけていない住宅が被害に遭いやすいことや鍵かけを習慣化するよう呼びかけました。

つい鍵をかけたくなってしまう仕掛けの「ただいまシュート」に子どもたちは。

(児童)
「普段鍵をかけない子も鈴が鳴ってガチャンといって『わぁー入った!』と楽しくできると思う」

一方、被害額の多さに選手は…

(ファイティングイーグルス名古屋・根來新之助選手)
「20億円も泥棒に取られていると初めて知った。子どもが3人いるので、(ただいまシュートを)つけたいと思う」

住宅を対象にした侵入盗の被害は、家を空ける機会の多い年末年始に増える傾向があり、警察が注意を呼びかけています。

© CBCテレビ