「報道の日」関口宏&小川彩佳MCで7時間半の生放送! 2023年のテーマは「対立する世界」

TBS系では12月30日に、関口宏小川彩佳がMCを務める報道特番「報道の日2023『対立する世界』(仮)」(午前10:00)を7時間半にわたり生放送する。

TBSで2011年から毎年年末に放送している「報道の日」。「サンデーモーニング」(日曜午前8:00)のMCでもおなじみの関口が、13年連続で本番組のMCを担当し、「news23」(月~木曜午後11:00、金曜午後11:30)のメインキャスター・小川と3年連続でタッグを組む。そして、日比麻音子アナウンサーが情報プレゼンターを務める。

今年のテーマは「対立する世界(仮)」。世界では終わりの見えない争いが続き、国内では貧しさから闇バイトに手を出す人が増加するなど、格差が広がっている。番組では「イスラエル・パレスチナ情勢」「ロシアによるウクライナ侵攻」など現在進行形の争いから、「ChatGPTなどのAIと人類」、「太陽光発電の最新技術を巡る争い」などにも着目する。今年1年間のニュースを独自の切り口で振り返りながら、その歴史的意義、世界的意味を考えていく。

また、「ルフィ事件の影にあった若者の死」を追った調査報道も。詐欺グループのメンバーとしてフィリピンに渡った日本人の若者が謎の死を遂げていたことが分かり、番組ではフィリピン警察の資料を独自に入手。メンバーの貴重な証言を基にした再現ドラマで闇バイトの恐るべき実態に迫る。

世界、そして日本で“対立”が顕著になる中、われわれの暮らしはどう変わっていくのか? 今年も「報道年録」を軸に、JNNの総力を挙げて新事実や新証言に迫りながら、混迷の2023年を検証。これからの日本の指針を探っていく。

関口は「今年は『戦争、戦争』の1年だったと思います。いまだに解決しておりません。戦争によって“対立と分断”が世界に広まっています。今回の『報道の日』ではこの“対立と分断”をしっかりとお伝えしていきたいと思います」と抱負を述べる。

小川も「12月30日の年の瀬に、皆さんと一緒に1年を振り返りながら、『来年はもっといい年になってほしい』という前向きな願いを込められるように番組をお届けしていきたいと思います。ぜひ皆さんご覧ください」とメッセージを寄せる。

日比アナは「この1年、夕方のニュース番組『Nスタ』(月~金曜午後3:49)でもさまざまなニュースをお伝えしてまいりました。1年の締めくくりとなる『報道の日』、今回私は初参戦となりますが、誠意を込めて情報をお届けします」と意気込みを語っている。

© 株式会社東京ニュース通信社