【チャンピオンズC/枠順】レモンポップもセラフィックコールも“勝率ゼロの絶望枠” 馬券内率44%の好枠に穴馬

JRAは30日、第24回チャンピオンズC(GI、ダ1800m)の枠順を発表した。

フェブラリーS覇者で南部杯を圧勝したレモンポップは8枠15番、破竹の無敗5連勝でみやこSを制したダート界の新星・セラフィックコールは7枠14番、一昨年の覇者テーオーケインズは3枠4番から出走する。

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■断然内めの枠優勢

2014年以降、8枠が【0.0.0.17】で全滅。人気馬は多くないが、2020年単勝オッズ1.4倍の圧倒的1番人気だったクリソベリルも8枠で4着だった。また7枠も勝利ゼロ。

前走の南部杯を大差で勝利したレモンポップは大外枠、JBCレディスクラシック圧勝のアイコンテーラーも8枠。無傷5連勝のセラフィックコールは7枠と、人気サイドは頭を狙うには厳しい枠に入った。

複数勝利を挙げているのは勝率16.7%でトップの3枠【3.0.1.14】と、いずれも勝率11.1%をマークする2枠【2.2.2.12】、5枠【2.1.1.14】。3枠は2021年テーオーケインズ、22年ジュンライトボルトと連勝している。昨年7枠14番で外々を回ることになったテーオーケインズは再び勝った時と同じ枠にイン。4番枠自体も【1.1.2.5】複勝率44.4%と良績を残している。同馬は年内引退が報じられており、花道を飾る好枠を引き当てたと言えるだろう。

回収値がもっとも高いのが2枠で単勝379、複勝136を記録する。昨年は3着に6番人気のハピ、2015年12番人気で勝ったサンビスタや14年8番人気2着のナムラビクターなどがいる。前回の出走で8枠に泣いたメイショウハリオは今回2枠に入り、イン中団あたりで脚を溜められればおもしろそうだ。ちなみに2番枠は【1.2.1.5】複勝率44.4%でトップタイ。前走の負けで人気を落とすようなら侮れない1頭となる。

中京コースだけあって総じて内枠有利な傾向で、取捨に迷った際には内枠の馬を優先するのが賢明だろう。

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文●SPREAD編集部

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