中川大志がハワイへ!“三つの謎”を基に知られざる歴史に迫る

BS-TBS・BS-TBS 4Kでは、2024年1月2日に、中川大志がハワイの知られざる歴史に迫る「中川大志の地球アドベンチャー 地上の楽園ハワイ 星空を旅した海の民を追え!」(午後9:00)を放送することが分かった。

新型コロナウイルス感染症のまん延により、人の行き来が減る一方で、ハワイは豊かな自然を取り戻した。しかし、今、再び多くの観光客でにぎわいを見せている。

今から1000年以上前、はるかか彼方の地からハワイ諸島まで海を渡り、大航海を成し遂げた勇猛果敢な開拓者たちがいた。彼らは一体どこから、どうやって来たのか? 番組では、どこからハワイに来たのか? どうやって来たのか? なぜハワイに来たのか?という“三つの謎”を基に、オアフ島を訪れた中川が、その知られざる歴史に迫る。

まず、ハワイの先住民はどこからきたのか? ハワイの歴史を知るためには欠かせないオアフ島にある「ビショップ博物館」を訪れた中川。そこで、日本人考古学者・篠遠喜彦氏が発見した“あるもの”の話から、先住民の足跡をたどる。

さらに、GPSや羅針盤もない時代に、どうやってハワイに来たのか? ハワイの先住民はカヌーに乗ってやって来たと言われている。中川は、当時の航海をシミュレーションしているという船「ホクレア号」に乗船していた日本人女性に話を聞く。そこで何を頼りに航海をしていたのか、船の上での生活、船に乗せていたものなどを取材し、実際にハワイの海に出て、星空を眺め、そこで中川は何を感じるのか。

そして、先住民たちはなぜハワイに来たのか? 中川自ら、古代ハワイアンの生活体験と遺跡を巡り、海を渡ってきた先住民の胸の内を知るために当時の生活を体験。タロイモを収穫し、それを使った料理を食べ、釣りの体験も。また、古代ハワイアンにとって神聖な場所であるカエナ・ポイントでハイキングする。そこには、死後の国へ飛び立つといわれる場所があった。

収録を終えた、中川は「お正月に、1人で2時間特番!? しかも海外ロケ!? 『僕で本当に大丈夫なんでしょうか』と、今までにないオファーに驚きと戸惑いもありましたが、『ハワイに行けるならそれ以上にうれしいことはない!』と引き受けさせていただきました(笑)』と率直な心境を明かす。

続けて「写真集の撮影以来、約5年ぶり2度目のハワイでしたが、今回は皆さんが思い浮かべる“THEハワイ!”はほとんどなし。太平洋のど真ん中にポツンと浮かぶこの島に、一体どうやって人類はたどり着いたのか。言われてみれば考えたこともなかったハワイの歴史を、ワクワクしながら学ばせていただきました。帰りの飛行機で、空から見えたハワイの島は、なんだか今までと違って見えました。この番組を見てくださった方も、きっとハワイに抱く印象が大きく変わるんじゃないでしょうか。先人たちの途方もない大冒険から今を生きる僕たちまで、きっと受け取る物があると思います。お楽しみに!」とアピールしている。

番組を手掛ける菅慶彦プロデューサーは「中川大志さんが二つ返事でオファーを受けてくれたことから大冒険が始まりました。子どもの頃から俳優として活躍している中川さん。一視聴者として彼の成長を見届けてきましたが、今回のハワイ取材はそんな彼のイメージが大きく変わる旅だったなぁと振り返っています」と話し、「ハワイも日本人が好むリゾート地として知られていますが、今回の取材で大きく印象が変わりました。番組では、人類未踏の地だったハワイに到達した、先人たちの軌跡や今のハワイアンのソウルを追いかけます」と説明。

ロケ中の中川の様子として「ワクワクを抑えきれずに、カメラを忘れて『あれはなんですか?』『これはなんですか?』と次々と質問していく様子がとても新鮮で、“俳優・中川大志”とは違う一面が見られた瞬間でした」と伝えつつ、「このハワイ冒険旅で皆さんにご覧いただけるとプロデューサー冥利(みょうり)に尽きます。お楽しみに!」と呼び掛けている。

なお、番組は、1月2日の放送翌日午後0:00から、TVerやTBS FREEでの見逃し配信される。

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