ベリンガム、CLで移籍後4試合連続ゴール レアル・マドリード史上初となる快挙を達成

写真:ベリンガムはCR7を越えるレアルのエースへと成長するのか ©Getty Images

日本時間11月30日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節が行われ、レアル・マドリードはナポリと対戦した。レアル・マドリードは4-2でこの試合を制し首位通過を確実なものにしたが、さらに一つの記録が誕生している。イングランド代表MFジュード・ベリンガムはこの試合でチームの2点目を挙げたが、CLでの移籍後4試合連続の得点は、同クラブ史上初の快挙だ。イギリス『BBC』が報じている。

ベリンガムは22分、オーストリア代表DFダヴィド・アラバのクロスに頭で合わせ、ゴール左に流し込んだ。これでレアル移籍後、出場したCLの4試合すべてで得点を決め、クラブ史上初となる快挙を達成した。さらに後半にはスペイン代表FWホセルのダメ押しの4点目をアシストした。

この試合で1ゴール1アシストの活躍を見せ、勝利に貢献したベリンガムはマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。

カルロ・アンチェロッティ監督は試合後のコメントで、ベリンガムについてこう語った。

「彼のボックス内へ侵入する能力には目を見張るものがある。まるでオートバイのように素早く侵入する。そして、彼の披露するプレーと、このクラブにここまで早く順応できたことは、誰も想像できなかったことだ。彼は出場するたびにサポーターを虜にし、チームメートや相手の選手すらも驚くプレーをする」

ベリンガムは昨シーズン、ドルトムントで14ゴールを記録し、今年の夏にレアルに移籍した。そして今季、公式戦16試合を終えた時点で、すでに昨シーズンを上回る15ゴールを記録している。

今回の快挙は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドでさえ達成できなかった。ベリンガムがCR7を越えるレアルのエースとなるのだろうか。

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