29日、地元・広島が誇るロックスター・矢沢永吉さんのライブが広島市で開かれました。ロック界でも屈指の熱狂ぶりで知られる「永ちゃんファン」に注目。永ちゃんのどこに魅了され、どう人生が変わったのか、広島でのライブに訪れた人たちに「止まらない矢沢愛」を聞いてきました。
生まれた時から『OK Baby』全国から矢沢ファン集結
ファンの男性
「最高やった、最高！生まれたときから『OK Baby』で…最高だよ、最高！」
ファンのカップル
「長野の松本市から9時間くらいかけて車で来ました。」
ファンの夫婦
「乗ってくれ Ha~Ha Rock'n Roll Night Ha~Ha 」
広島の誇るロックスター・矢沢永吉さんのライブに全国各地の矢沢ファンが集結。ライブ後の広島の街は“矢沢色”に染まっていました。
永ちゃんの地元に“普通の私服じゃ来られない”
取材スタッフ
「こんばんは、コンサート終わりですか？お話聞いてもいいですか？」
ファンの男性
「どう見てもそうやろ。」
取材スタッフ
「すごい格好ですね。」
ファンの男性
「いや、これね普通よ。」
別のファンの男性
「永ちゃんの地元に来るのに、普通の私服では来られないよ。俺達九州から渡って来たけどね、佐賀のロックンロール・スピリッツ見せに来たから、バッチリよ！」
取材スタッフ
「きょう最高でした？」
ファンの男性
「最高でした。きょうも最高でした。」
取材スタッフ
「すごいお若いですけれども…？」
ファンの男性
「うちの家内です。」
ファンの女性
「妻です。」
取材スタッフ
「そうなんですか！お父さんおいくつで？」
ファンの男性
「お父さんじゃないだろ、失礼だなお前！」
取材スタッフ
「ご主人はおいくつで？」
ファンの男性
「56歳。」
ファンの女性
「29歳です。」
27歳差の矢沢婚！
取材スタッフ
「矢沢永吉さんの関係で結婚されたとか？」
ファンの男性
「いやいやいや、結婚してから永ちゃん好きに…英才教育で。」
別のファンの男性
「『永ちゃん』教育でね。」
ファンの男性
「イマからね、広島でうまいビール飲んで帰るからね、これくらいでいい?」
車のナンバーはもちろん「830（ヤザワ）」
取材スタッフ
「どちらからきょうは来られたんですか？」
ファンの男性
「名古屋です」
ファンの女性
「横浜です」
ファンの女性
「香川」
取材スタッフ
「どうやって来られたんですか？」
ファンの女性
「車です」
取材スタッフ
「もしかして車は？」
ファンの男性
「830？やっぱり。」
ファンの女性
「830、一応830です。」
優しそうな奥さまも…830（ヤザワ）ナンバーで参戦
ファンの女性
「新しい車にする時には830にしたいなと思って買いました。」
ファンの男性
「自分が車を停めていた駐車場の後ろに、ステッカーで『E.YAZAYA』と書いてある車が…」
ファンの女性
「素晴らしい人がいっぱいいるのに私なんかってなります…」
最前列で最高！地元・広島のライブMCは違う！
取材スタッフ
「お父さん、格好も永ちゃんを意識されている？」
ファンの男性
「そうよ、髪型もね。髪型はもう、ロックンロール！」
取材スタッフ
「永ちゃんの、いつ頃の髪型を意識されている？」
ファンの男性
「昔のね『キャロル時代』からのね…」
キャロル時代の矢沢永吉というよりも…どちらかというと高橋ジョージ？
ファンの男性
「『高橋ジョージ』よう言われます、あぁよう言われます。」
ファンの女性
「最前列だったので最高でした。広島でのライブはMCが違いますね。地元なので広島にまつわることとか、きょうは数年前にお好み焼きを食べに来た、そんな話もしていました。」
ファンの女性
「広島のエピソード話してくれるよね。昔の町並みが気になってどこどこに行ったとかね。広島の時の晩ご飯はお好み焼きが多かったとか。広島のライブは特別感があるみたいです。」
永ちゃんのファンは “全員ファミリー”
取材スタッフ
「広島に来て観る矢沢さんは他と違うんですね…あ、矢沢…知り合いですか？」
ファンの女性
「全然。知り合いちゃう」
ファンの男性
「永ちゃんのファンは全員ファミリー」
取材スタッフ
「あぁ、あれも」
ファンの男性
「年代がみんな近いから話も合うんですよ、手を振っても手を振り返すし」
取材スタッフ
「矢沢さんのファンって独特な方が多くないですか？」
ファンの男性
「元ヤンキーが多いです」
永ちゃんの存在が「主人を生き返らせてくれた」
取材スタッフ
「皆さんどういうご関係ですか？」
ファンの夫婦（夫）
「ここは夫婦で、ここは友だち」
ファンの夫婦（妻）
「夫は9年半前に倒れたんですよ、脳梗塞で倒れて…倒れた時の担当看護師さんがこちら」
ファンの夫婦（妻）
「この人ね、2ヶ月意識不明だったんですよ、その時に永ちゃんのCDを聞いてもらっていたんですよ。もしかしたらこのまま植物状態になるかもわからない…って言われていた。永ちゃんが大好きなんで。」
取材スタッフ
「何の曲が一番好きなんですか？」
ファンの男性
「 I LOVE YOU, OK」
取材スタッフ
「矢沢さんのパワーをもらって元気が出た？」
ファンの女性
「元気が出たと言っていた。永ちゃんのコンサートに来るのを目標に頑張ろうって。頑張ってたよね。」
「植物状態かもしれんって言われていて、ここまで回復したのは永ちゃんの力ってのは絶対大きいと思う。奇跡なんですよ、本当に。」
ファンの夫婦（妻）
「永ちゃんにありがとうって言いたい。永ちゃんの存在が主人を生き返らせてくれたという感じがする。」
