松井市長が核兵器禁止条約の締約国会議でスピーチ「より実効性あるものに」

ニューヨークで開かれている核兵器禁止条約の締約国会議で、広島市の松井市長が条約の必要性を訴えました。

松井一実市長「非核保有国と核保有国との間の不信感が高まっているという現実は『こんな思いを他の誰にもさせてはならない』という被爆者の切なる願いを根底から打ち消しかねない事態ともなっています」

会議3日目となる29日、松井市長は演説で核廃絶に向けた具体的な行動を進めるよう国際社会に訴えました。

条約については核なき世界へ向けてNPT=核拡散防止条約と補完関係で取り組みを進めていくことを強く求めました。

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