強風で看板が飛び通行人に当たり頭にけが 作業で重りを外した途端… 事故当時19メートル超の風か=静岡・熱海市

11月30日午後、静岡県熱海市で強風で看板が飛び、近くを歩いていた人に当たりけがをする事故がありました。

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30日午後1時頃、熱海市水口町の住宅分譲地で、案内看板が強風で飛び、近くを歩いていた女性に当たり、女性は頭を切るけがをしました。女性に意識があり、軽傷だということです。

警察によりますと、案内看板は縦1メートル、横2メートル、厚さ数ミリのアルミ製で、地面に重りを乗せた状態で置かれていましたが、作業員が作業で重りを外したところ、強風で吹き飛んだということです。

看板は女性に当たった後、そばを走っていた車にも接触しましたが、運転手にけがはありませんでした。

事故が起きた時間帯、熱海市の網代では、最大瞬間風速19・2メートルが記録され、強風注意報が出されていました。

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