栃木県は30日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。20〜26日の1週間に報告された感染者は計175人で、1機関当たりの平均は2.30人。前週(13〜19日)の計177人、1機関当たりの平均2.33人に比べて減少した。減少は5週連続で、5類移行後の最少を更新した。
6保健所管内別で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県北が3.43人。安足が2.64人、県東が2.13人、県南が2.06人、宇都宮が1.83人と続き、最も少ない県西は1.63人だった。
年代別では10歳未満と10代、20代、50代が各22人で最多。40代と80代以上が各21人、30代が20人と続く。
クラスター(感染者集団)は医療機関で4件、高齢者施設で2件発生した。
新規入院者は前週比13人増の52人。1週間平均の入院者は65.6人で、前週比5.7人増だった。