Bモーターの保険登録取り消しへ 金融庁、不正請求で処分

 金融庁は30日、自動車保険の保険金不正請求問題を起こした中古車販売大手ビッグモーター(BM、東京)の保険代理店登録を取り消す。24日に出した行政処分に基づく対応。ビッグモーターは手数料を稼ぐ一環として中古車販売時に保険契約を勧めていたが、取り扱いができなくなった。

 親密な取引先だった損害保険ジャパンが30日付で代理店契約を解約し、ビッグモーターがこれまで損保7社と結んでいた契約は全てなくなった。損保ジャパンは前身の安田火災海上保険が1988年に取引を始めて以来の関係だった。

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