伐採作業中に従業員死亡 会社と役員を不起訴に 仙台地検

仙台地検は30日、3月に労働安全法違反の疑いで書類送検された仙台市太白区茂庭の工務店と70代の男性の社長を不起訴処分にしました。理由は明らかにしていません。

2022年3月、仙台市太白区の雑木林で男性作業員(当時62)が、チェンソーで高さ13メートルの木を伐採していたところ、木が裂けて胸に当たり死亡しました。

工務店と社長は、チェンソーで作業する際に義務付けられた事前教育を行わなかったとして、2023年3月に仙台労働基準監督署から書類送検されていました。

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