JR四国は30日、愛媛県今治市にある今治駅構内の高架橋から幅3センチ、長さ1メートル35センチの棒状の樹脂片が落下したと発表しました。
けが人はいませんでした。JR四国によりますと30日午前、「27日の午前8時ごろに高架上から棒のようなものが落下し通学中の学生にあたりそうになっていた」と目撃者から駅員に連絡がありました。
落下したのは7メートルある高架の側面に設置された防護ネットを保護する面木(めんぎ)と呼ばれる部材で、何らかの原因で側面から剥がれ破れたネットのすき間から落下したと見られています。
JR四国は周辺を高所作業車で点検した結果、面木が剥がれたりネットが破れたりしている部分が数か所確認され、面木を撤去するなどし安全を確保したということです。