岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太広場で30日夜、「さん太ハッピーイルミネーション」(おかやま桃太郎まつり運営委員会主催)が始まった。約1万2千個のLED(発光ダイオード)ライトできらめく光の空間を演出している。来年1月8日まで。
協賛するネッツトヨタ岡山(同市南区泉田)の石井清裕会長と山陽新聞社の松田正己社長がボタンを押すと、一斉に点灯。樹木がピンクや黄に輝き、ビル壁面にはマフラーを巻いた雪だるまが映し出された。訪れた人たちは写真や動画を撮影したり、光が織りなす景色に見入ったりしていた。
市内のダンススタジオに通う児童生徒らによるステージもあり、人気のJポップなどに合わせた軽快な踊りで開幕を盛り上げた。出演した赤磐市立桜が丘中3年の女子生徒(14)は「広場の木々がカラフルできれい。冬の始まりを感じる」と話した。
おかやま桃太郎まつり「MOMOTAROH FANTASY2023」の一環で、点灯は午後5時~10時。