ステファニー・カーリンがマクラーレンのF1ビジネス・オペレーション・ディレクターに就任

 11月30日、マクラーレンはステファニー・カーリンをF1ビジネス・オペレーション・ディレクターに任命したと発表した。ステファニーは、現在FIA F2などに参戦するロダン・カーリンのチーム副代表であり、同チームの創設者トレバー・カーリンの妻だ。

 約17年前にカーリンチームに加入したステファニーは長くコマーシャルマネージャーとPRマネージャーとしてチームを支え、2022年5月にカーリンのチーム副代表に就任。同チームのFIA F3、F1アカデミー、さらにはエクストリームEに参戦するチームX44といったプロジェクトではチーム代表を務めてきた。

 ステファニーは2024年1月にロダン・カーリンを離れマクラーレンに加入し、チーム代表アンドレア・ステラ直属のF1ビジネス・オペレーション・ディレクターとして手腕を振るう。F1運営に関するさまざまな活動に加え、マクラーレンのF1アカデミーでの活動に関しても指揮するとしている。

 なお、ステファニーが副代表を務めたロダン・カーリンは2024年のFIA F2において宮田莉朋を起用。一方、マクラーレンは2024年に平川亮がF1リザーブドライバーに就任することを発表している。

2022年FAI F2第9戦ル・キャステレ スプリントレースを制したリアム・ローソンとともに表彰台に登ったステファニー・カーリン

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