富山・呉羽丘陵連絡橋広場にレストラン・カフェ 整備・運営事業者決まる

呉羽丘陵フットパス連絡橋広場のイメージ図

 富山市は30日、呉羽丘陵フットパス連絡橋周辺広場の整備と運営を担う事業者が、市内外6社でつくる「アマンダンブリッジ企業体グループ」に決まったと発表した。レストランやカフェ、イベントホール、ショップを備えるゲストハウスや、芝生広場、園路などを設ける。2026年6月の利用開始を見込む。

 広場は富山観光ホテル跡地の約1万9680平方メートル。市は、公園で収益施設の整備・運営を担う民間事業者を公募で選ぶ「パークPFI」制度を初めて導入。コンセプトとして日常利用▽環境学習▽健康増進▽飲食サービス▽物販サービス-の五つを反映させるよう求めていた。

 アマンダンブリッジ企業体グループのみが応募し、評価基準を満たした。ブライダル事業のノバレーゼ(東京)が代表法人で、佐藤工業(本店・同市)やNiX JAPAN、富山岸グリーンサービス(いずれも同市)などが加わっている。

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