甘―い、円城白菜の収穫ピーク【岡山・吉備中央町】

岡山県吉備中央町の円城地区で、特産の白菜の収穫が最盛期を迎えています。地区の浄水場から先月、有害な有機フッ素化合物が検出された問題では白菜からは検出されず、農家は安全性をアピールしています。
岡山県吉備中央町の道の駅かもがわ円城には、収穫されたばかりの白菜がずらり。11月30日も朝から多くの人が買い求めていました。
そんな人気の円城白菜を育てるのは、楢嵜重喜さん夫妻です。大きいもので5キロほどある丸々とした白菜を一玉ずつ丁寧に収穫。畑は標高400メートルほどにあり、昼夜の寒暖差が大きく、保水性の高い赤土で育てられていることから、柔らかく甘みが強いことが特長だということです。
円城白菜の収穫は来年1月下旬まで続くということです。
一方、円城地区の浄水場から有害な有機フッ素化合物が検出された問題を受け、町は白菜を検査。11月14日、有機フッ素化合物は検出されなかったと発表しています。

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