シンガポールの格安航空会社(LCC)ジェットスター・アジア航空のシンガポール-那覇線の定期便が30日、3年8カ月ぶりに再開した。県や沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の職員らが同日、那覇空港で乗客158人を歓迎。かりゆしウエアの端材で作ったティッシュケースや沖縄観光ガイドブックなどを手渡した。
使用する航空機は180席で火、木、日曜の週3往復で運航する。コロナの5類移行後、台湾や韓国などのアジア圏と那覇を結ぶ路線の復便が進む中、シンガポール線は初の再開となる。
コロナ禍前の2018年度のシンガポールからの入域観光客数は2万2300人だった。(政経部・國吉匠)