上三川・女子高校生死体遺棄事件 不同意性交罪で男を起訴

 10月19日に上三川町の路上でレンタカーの中から女子高校生の遺体が見つかった事件で、29日に殺人の疑いで再逮捕された男が女子高校生に乱暴したとして不同意性交の罪で起訴されました。

 不同意性交の罪で起訴されたのは、埼玉県熊谷市に住む無職の男(28)です。起訴状によりますと被告は、10月17日の午後7時から10時半ごろまでの間に、東京都新宿区の駐車場に止めた車内の中で16歳未満と知りながら女子高校生に乱暴したとしています。栃木県警は11月9日、不同意性交の疑いで再逮捕していました。また、被告はこれまでに死体遺棄と殺人の疑いで逮捕されています。

 一方、被告が女子高校生と東京都内で接触した数日前、別の少女とも会っていたことが捜査関係者の取材で分かりました。

 捜査関係者によりますと被告は10月13日に宇都宮市内でレンタカーを1週間以上の予定で借りました。別の少女とは、10月14日ごろに会ったとみられます。女子高校生とは10月17日に東京の新宿駅周辺で待ち合わせして、その後、車内で殺害した疑いが持たれています。県警はこの少女との関係や接触の経緯などを調べています。

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