ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、セルヴェット戦を振り返った。
11月30日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループG 第5節でローマはアウェイでセルヴェットと対戦した。
グループステージ3連勝となった中、前節のスラビア・プラハ戦は敗戦。迎えたセルヴェット戦では21分にロメル・ルカクのゴールで先制するも、後半早々に追いつかれて1-1のドロー。アウェイでまたも勝てず、2位で最終節を迎えることとなった。
モウリーニョ監督は、アウェイゲームでの選手たちの態度に言及した。
「重要なチャンスだったが、後半の始まりも重要だった。よくあることだ。ハーフタイムにロッカールーム内に余裕がなかったことは少し残念だった」
「1-0で負けているチームに対し、ホームでプレーしながら、自分たちのファンの前のゴールに攻撃していくというシチュエーションには、いつも打ちのめされる」
「後半の初めに相手がこの種の態度を取るのは論理的であり、試合のこの瞬間を我々は表面的に解釈している。またしてもチャンスを逃した選手もいた」
パフォーマンスが上がり切らない状況はメンタル面も影響していると語るモウリーニョ監督。これまでの多くの経験から、名指しはしなかったが足りていない選手がいることを口にした。
「実際のところは分からない。これまでチャンピオンズリーグで150試合を指揮してきたが、それらはこの試合よりも遥かに重要であり、そうした試合に対するモチベーションは非常に高い」
「ヨーロッパリーグにはそれほど歴史がなく、私にとっては少し表面的にとらえてプレーしている選手がいるようだ」
「90分間集中力を維持し続けるのはいつも同じ選手であり、名前を挙げる必要はない。そして、こうした試合を表面的に解釈する選手もいるということだ」