元フランス代表MFが“疑惑のPK問題”に揺れるPSGを皮肉る「ついに欧州のビッグクラブとなった」

写真:CLのニューカッスル戦でPSGに与えられたPKが物議をかもしている ©Getty Images

元フランス代表MFジョアン・ミクー氏が、“疑惑のPK問題”に揺れるパリ・サンジェルマン(PSG)を皮肉交じりに批判した。

現地時間11月28日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節のニューカッスル戦で、PSGは前半24分に先制点を奪われる。なかなか反撃のゴールを決められないまま時間だけが過ぎていったが、90+8分にフランス代表FWキリアン・エムバペのPK弾で同点に追いつき、1-1で試合を終えた。

PSGのPK獲得のシーンは、試合後に大きな議論を呼んだ。ボールは、ニューカッスルのイングランドU21代表DFヴァレンティノ・リヴラメントの胸に当たってから肘付近に接触。主審はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のオンフィールドレビューを行ってから、PK判定を下した。

現役時代にボルドーやブレーメンなどで活躍したミクー氏は、フランス紙『レキップ』のテレビ番組『レキップTV』に出演した際、「PSGはついに欧州のビッグクラブとなった」と、母国クラブを皮肉交じりに批判した。

「アディショナルタイムでPSGが得たPKは、非常に寛大な判定によって得たものだ。また、ニューカッスルが1人も交代選手を出さなかったにもかかわらず、なぜアディショナルタイムが9分もあったのかという疑問も生じるね。もはや、欧州の本当に大きな組織だけが助けを得ることができるのは自明の事実だ」

PSGは勝点7を獲得し、グループFの2位につけている。

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