事故同型機飛行せずと米側 防衛相、会見で説明

米軍普天間飛行場を離陸するオスプレイ=1日午前、沖縄県宜野湾市

 鹿児島県・屋久島沖の米空軍の輸送機CV22オスプレイ墜落事故に関し、木原稔防衛相は1日の閣議後記者会見で、米側から同日午前「日本国内に配備しているCV22の飛行は現在行っていない」との連絡があったと明らかにした。

 防衛省は、日本政府による飛行停止要請後も、在沖縄米軍基地で事故機と同系機種のMV22やCMV22が飛行しているのを確認。1日午前も、米軍普天間飛行場(宜野湾市)から1機が離陸した。木原氏によると、米側は「徹底的かつ慎重な整備と安全点検を行った上で運用している」と説明した。

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