育児理由でも代理抽選可能に 議会規則を改定、愛知・豊橋

豊橋市議会=2月

 愛知県豊橋市議会が議会一般質問の発言順を決める抽選に関し、育児が理由でも代理出席を認めるよう、規則を改定したことが1日、議会事務局への取材で分かった。子どもが発熱した市議が抽選に参加できず、質問できないケースが明らかになっていた。改定は11月27日付。原則として副議長が代理で出席する。

 規則に当たる議会運営委員会の「確認事項」は、これまで本人の病気や事故、他の公務と重なった場合などは代理出席を認めていた。認める要件として、育児や介護、看護、配偶者の出産補助などを新たに盛り込んだ。

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