「単身花日」重岡大毅、新木優子、田中樹、高梨臨が笑顔でクランクアップ。物語は衝撃の最終章へ!

テレビ朝日系連続ドラマ「単身花日」(土曜午後11:00)が、12月2日放送で最終章に突入。このほど、主演の重岡大毅、共演の新木優子田中樹高梨臨がクランクアップを迎えた。

「単身花日」は、東京で妻と娘と幸せな日々を過ごしていたサラリーマン・桜木舜(重岡)が、中学時代を過ごした思い出の地・鹿児島に単身赴任し、初恋の人・武田花(新木)と再会したことで“終わっていなかった初恋”に狂わされ、妻・桜木ゆり子(高梨)、そして中学生時代の同級生にしてライバル・片山直哉(田中)を交えた禁断の四角関係へと突入していく大人のラブサスペンス。原作は、いわしげ孝氏による同名漫画だ。

重岡がクランクアップを迎えると、一足先に撮影が終了していた新木が、花束を持って現場へと登場。監督からも劇中のキーアイテムとなっていたカエルのぬいぐるみが手渡されると、重岡はぬいぐるみを眺めながら「これ、盗聴器入ってるから!(笑)」と絶叫。謎が謎を呼ぶ展開でハラハラが止まらない内容のドラマさながらの迫真の演技で、現場を笑いで包み込んだ。

続けて、重岡は「本当に楽しかったし、いろんなことがある中で、撮影現場がある、自分の居場所があるということがうれしく、幸せでした。全部を力に替えて頑張ります!」と、座長として先頭に立ち、乗り切れたことへの感謝を述べ、スタッフにも大きな拍手を送った。

新木も「ポップでキャッチーな座長の下、キャストの皆さん、スタッフの皆さんと和気あいあいと臨めました。来るのが楽しくて仕方ない現場でした。放送はまだ続くので、かみ締めながら最後まで楽しみたいです」と笑顔を見せた。

新木と同じタイミングでクランクアップを迎えていた高梨は、「クランクインした時の取材では“視聴者の皆さんが共感できる役にしたい”と言っていたのに、ふたを開けてみたらとんでもなくヤバいヤツでしたが、楽しんでやれました(笑)」と、作中でカエルのぬいぐるみにマイクを仕込んで盗聴するという、危険な妻役を演じきった充実感を漂わせた。

一方、田中は「人生でこれだけバラを持つこともないだろうな、と貴重な体験でした(笑)」と、頻繁にバラの花束を抱えていたキザで謎めいた男を演じ抜いたことを笑いながら振り返り、重岡とガッチリと握手をして締めくくった。

衝撃的なサスペンス要素や、禁断の四角関係が描かれるドラマが最終章に突入していく一方で、同年代のキャスト陣は終始和気あいあいとした雰囲気の中、撮影は終了。4人が口をそろえて「終わってしまうのが寂しい」と別れを惜しむ、笑顔と笑い声があふれるクランクアップとなった。

最終章。花は「最後に2人に会えてよかった」と、舜と同級生でスナック「花日」のママ・清水めぐみ(長井短)に、意味深な言葉を残して店を出て行った。嫌な予感にかられた舜は、花を探し回っていた直哉と共に屋上に向かい、崩れ落ちる花を抱きしめる。すると、花が震えながら「しばらく桜木くんの部屋にいさせてほしい」と言い始める。こうして、舜と花の同棲生活が始まる。

もちろん平穏な日々を送る2人だが、そんな時間が永遠に続くはずもなく、帰りが遅くなるという花のために、舜が夕食の準備をしていると玄関の扉が開く音がする。笑顔で出迎えた舜の前に立っていたのは、東京にいるはずの妻・ゆり子だった。思わずフリーズする舜だが、そこに花も帰宅してしまう。最大の窮地を迎えた舜は、グツグツ煮える特製アヒージョを前に、思わず身震い。そんな中、花は直哉に電話をし、ある場所に来るよう告げる。舜、花、直哉、ゆり子の4人がそろった時、果たして…!?

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