上田市の信濃国分寺で、正月に頒布されるお守り「蘇民将来符(そみんしょうらいふ)」の製作が始まりました。
蘇民将来符作りはすべて手作業で進みます。
ドロヤナギの木を鉈を使って六角錐に整え…、住職が魔除けの文字や模様を書き込むと完成です。
■塩入法道住職
「コロナで3年ばかり異常な状況だったがようやく昔通り戻った。家々各人々の思いを受け止めてもらえるように気持ちを込めて書いている」
起源は600年以上前の室町時代といわれる伝統のお守り。上田市信濃国分寺の八日堂縁日は、来年1月7日と8日に実施されます。蘇民将来符は1万2000体以上作られ正月の縁日で頒布される予定です。