細谷恭平「最高の準備できた」 福岡国際マラソン2023

 福岡国際マラソン2023(3日・平和台陸上競技場発着)に出場する有力選手が1日、福岡市内で記者会見し、2時間6分台の自己記録を持ち、一昨年2位の細谷恭平(黒崎播磨)は「今できる最高の準備ができた。五輪の出場権獲得を狙う」と意気込んだ。

 来年のパリ五輪男子マラソン代表の残り1枠を争うグランドチャンピオンシップ(MGC)「ファイナルチャレンジ」の対象となる3レースの初戦。2時間5分50秒の設定記録を突破した最速の選手が最後の切符を手にする。

 細谷は10月15日のMGCに出場したが、他の選手との接触で転倒して途中棄権。下半身への影響は少なく、練習は問題なく積めたという。

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