社民福島党首が連続3選 無投票、来年2月に承認

社民党の党首選で連続3選となり記者会見する福島党首=1日午後、東京都内

 社民党は1日、任期満了に伴う党首選を告示し、参院議員の福島瑞穂党首(67)以外に立候補の届け出はなく、無投票で連続3選となった。任期は2年。来年2月予定の党大会で正式に承認される。

 福島氏は参院当選5回。2003年に故土井たか子氏の後を継いで党首に就任し、13年まで5期務めた。20年に再登板し、22年は無投票で再選された。

 社民は20年に立憲民主党への合流を巡って分裂し、党勢低迷の出口が見えない状況だ。昨年7月の参院選では比例代表の得票率が2%に達し、公選法上の政党要件を維持したものの、衆参両院で計3議席にとどまっている。

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