五穀豊穣願い 成田山新勝寺 大しめ縄づくり

五穀豊穣願い 成田山新勝寺 大しめ縄づくり

 2023年も残すところ1か月となりました。
 成田山新勝寺では新年に向け、毎年恒例の大しめ縄づくりが進められています。

 成田山の職員や地元の奉仕員らによって、ひとつひとつ丁寧に編み込まれていく藁。

 正月三が日だけでも毎年約300万人が訪れる成田山新勝寺では12月1日、その参拝客を出迎える大しめ縄づくりが行われています。

 この大しめ縄づくりは、江戸時代に五穀豊穣を願って作られたのが始まりとされていて、稲穂を吊るしたように見える、成田山独特の「照範じめ」という作り方で作られます。

 藁は地元農家から調達した約6000束の中から選別した2500束が使われていて、完成すると、長さ6.6メートル、重さは200キロにもなるということです。

 大しめ縄は12月25日から2024年1月28日まで大本堂前に飾り付けられる予定です。

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