広島の床田、2倍増で1億円到達 7年目で初の2桁勝利

契約交渉を終え、記者会見する広島・床田=1日、マツダスタジアム

 広島の床田寛樹投手が1日、マツダスタジアムで契約交渉に臨み、2倍増の年俸1億円で更改した。7年目を終えて大台到達。「思ったより(増額が)多くてびっくりした。目標の一つを達成できてうれしい」と表情を緩めた。

 今季は初めて規定投球回数をクリアし、24試合に登板して初の2桁となる11勝7敗、防御率2.19と飛躍した。左のエースとして「1年だけじゃ意味がない。何年も続けられるようにしないと」と自覚を口にした。

 大道温貴投手は1700万円増の年俸3千万円でサイン。3年目で自己最多の48試合に登板して3勝1敗、防御率2.72。「試合数は多く投げたい」と決意を述べた。(金額は推定)

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