【速報】鷹狩りのタカから鳥インフルエンザ検出 H5亜型 高病原性かどうか調査中 岐阜県 海津市の飼育施設で「野生のカルガモ捕食した後、衰弱」

岐阜県によりますと、海津市の飼育施設で、飼養しているタカ科1羽からH5亜型の鳥インフルエンザが検出されました。

このタカは「鷹狩り(たかがり)」で野生のカルガモを捕食した後に衰弱したため、11月23日(木)に検体を採取して検査したところ、30日(木)に鳥インフルエンザが検出されました。

現時点では、高病原性かどうかは調査中で、高病原性鳥インフルエンザの発生が確定されたわけではありませんが、岐阜県は1日午後5時から、「岐阜県飼育鳥及び野鳥における鳥インフルエンザ庁内連絡会議」を、災害対策本部室で開く予定です。

また、環境省によりますと、衰弱したタカがいたため、北海道大学に検査を依頼し、簡易検査で「陽性」となりました。引き続き、北海道大学で詳細を調べる遺伝子検査を行っていて、来週をめどに結果が判明すると言うことです。

この施設では、他にも複数の鳥を飼育していますが、今のところ衰弱している鳥はいないということです。

岐阜県は、次のように呼びかけています。

(1)鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃厚な接触等があった場合を除いて、人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、周辺地域のみならず、県民の皆さんは冷静な対応をお願いします。

(2)野鳥などが死んでいる場合には、近くの県事務所や市町村役場にご連絡ください。

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