西武の平良、2.5億円で更改 先発転向で11勝「想像以上」

契約更改交渉を終え、記者会見で笑みを浮かべる西武の平良=1日、埼玉県所沢市

 西武の平良海馬投手が1日、8千万円増の年俸2億5千万円で契約を更改した。先発転向1年目で11勝7敗、防御率2.40で153奪三振。「想像以上だったので、個人的には100点」と満足げに自己採点した。

 奪三振王を狙い、曲がりが小さくなったというスライダーの改良に加え、新球種の習得で170奪三振以上を目指す。「三振でアウトをしっかり取って、完璧な投球をしていきたい」と話した。

 6本塁打の渡部健人内野手は400万円増の1600万円。「とにかく打たないとレギュラーは取れない」と意欲。金子侑司外野手は野球協約の減額制限を超える5600万円減の7千万円で更改した。(金額は推定)

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