晩御飯「簡単なものでいいよ」この発言に"絶望"しかない!カレー鍋を洗うとスポンジ死ぬ…救いネタ特集

今話題の本『ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ』をご存知ですか。

ごはん作りをする人なら誰もが経験する"絶望する瞬間"を優しく笑い飛ばし、応援してくれる本なんです。

今回は、著者の本多理恵子先生に「絶望を解消するレシピ」を4つ教えてもらいました。

教えてくれたのは本多理恵子先生

料理レシピ本大賞エッセイ賞の受賞経験もあり、料理教室も主宰している本多理恵子先生。

『ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ』を執筆した理由について、「実はごはん作りの現場というのは大変孤独でして、失敗したりとか気持ちが折れてしまって、絶望する場面がたくさんある」と話します。

「そんな場面を大丈夫だよと支えたい、世の中にはそういう思いをしている同志がたくさんいるよと応援したいという気持ちから、皆さんの心にちょっとした処方箋のように役立ったらいいなと思って書きました」と本多先生。

この記事では、絶望シーンごとに解決するレシピを紹介します。

カレー鍋を洗うとスポンジが死ぬ…

まずは、「カレー鍋を洗うとスポンジが死ぬ」という絶望を解消する「カレーおにぎり」のレシピ。

カレー鍋をキレイにしつつ、もう1品できてしまうという最高のレシピなんです。

材料はたったこれだけ。

カレー鍋の中に温かいごはんと少しの油を垂らし、鍋をこそげながら混ぜると「カレー味のまぜごはん」ができます。

この状態ですでに鍋はきれいになっていますよ…!

これならスポンジを汚さずに洗うことができそうですね。

まぜごはんをおにぎりにしたら完成です。

「すぐに食べなければ、そのままラップに包んで冷凍しておいて、いつか小腹が空いた時にうれしい1品になるのでぜひ活用してみてください」と本多先生。

鍋もキレイになって一石二鳥ですね。

揚げ物のあとの処理が大変…

続いての絶望シーンは、「揚げ物のあとの処理が大変」。

余ったパン粉や卵の処理に悩みますよね。

そんな絶望を解消してくれるのが「ヘルシー片面エビフライ」と「ハンバーグ」です。

まずは、「ヘルシー片面エビフライ」から紹介します。

材料はこちら。

油は大さじ1しか使いませんよ!

ボウルに粉チーズ・牛乳・マヨネーズを入れて混ぜ、衣を作りましょう。

開いたエビの内側に衣・パン粉をつけたら準備完了。

油をフライパンに入れて熱したら、衣をつけた面から揚げ焼きにします。

衣に焼き色がついたら、もう片面も揚げ焼きしましょう。

「こうして揚げ焼きすれば、油も衣も少なめでヘルシー&経済的な揚げ物が作れます」と本多先生は話します。

それでも余ってしまったパン粉と溶き卵は、ハンバーグに活用しちゃいましょう。

パン粉と溶き卵を保存袋に入れてよく混ぜたら、冷蔵または冷凍で保存。

後日、ひき肉と塩コショウを加えてよく揉んで混ぜれば、ハンバーグやミートボールの肉ダネになりますよ。

簡単なものでイイよと言われた…

続いての絶望シーンは、「簡単なものでイイよと言われた」。

簡単なものなんてこの世にない!と言いたくなりますよね~。

そんな絶望シーンを解決してくれるのが、「レンチン焼きうどん」です。

材料はこちら。

耐熱容器に凍ったままのうどん・麺つゆ・肉を入れたら、ふんわりラップをして電子レンジ600Wで3分加熱します。

3分たったら一度取り出し、野菜を乗せてふんわりラップをかけて再度レンジで2分加熱。

あっという間にレンチン焼きうどんの完成です。

包丁とまな板は使用せず、さらに味付けは麺つゆだけと、とても簡単ですよね。

味ももちろん抜群ですよ!

ごはんの前に間食しておなかいっぱいに…

最後の絶望シーンは、「子どもがごはんの前に間食しておなかいっぱいに」。

そんな絶望を解消してくれるのが「速攻中華まん」です。

ごはんの前にお腹がいっぱいにならないくらいのちょうどいいレシピですよ。

ラップの上に小さじ1/4の水をかけ、耳を落とした食パンをのせます。

ウインナーやミートボールなど、残り物やお好みの具をのせ、ラップごと中央にひねりあげて丸めます。

チョコレートとバナナでスイーツ風にするもの良いですね。

ひねった部分を下にして、電子レンジ600Wで20秒加熱したら完成です。

どのレシピも簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。

*みんテレ11月15日OAのものです

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