ミンウ・リーが母国で連勝へ首位浮上 星野陸也と久常涼5打差7位

星野陸也(中央)はミンウ・リー(左)、キャメロン・スミスとの予選ラウンドを好位置で終えた(大会提供)

◇欧州男子◇ISPS HANDAオーストラリアオープン 2日目(1日)◇オーストラリアンGC(6609yd/パー71)、レイクスGC(6248yd/パー72)

2コースを交互に回る予選ラウンドが終了し、世界ランキング38位のミンウ・リー(オーストラリア)が通算12アンダーの単独首位に浮上した。4打差9位からオーストラリアンGCで1イーグル6バーディ、1ボギーの「64」をマーク。母国のナショナルオープンで前週「オーストラリアPGA選手権」から2連勝を狙う。

パトリック・ロジャースとコナー・サイム(スコットランド)が3打差2位。ジョナサン・ベガス(ベネズエラ)、サム・ブラゼル(オーストラリア)、LIVゴルフでプレーするホアキン・ニーマン(チリ)が8アンダー4位につけた。

前週2位で、予選ラウンドをリーと同組でプレーした星野陸也は5バーディ、2ボギーの「68」で回り7アンダー7位に浮上。23年シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた久常涼も「67」を出して同順位にいる。

初日9位で日本勢最上位だった桂川有人は「70」で6アンダー16位に後退。キャメロン・スミス、アダム・スコットは4アンダー27位で大会を折り返した。

比嘉一貴、アマチュアの本大志(東京・目黒日大高3年)は1オーバー91位で予選落ちした。

大会は2024年「全英オープン」(スコットランド・ロイヤルトゥルーン)の予選会を兼ねており、有資格者を除く上位3人に出場権が付与される。

同時開催の女子では申ジエ(韓国)が通算9アンダーとして、アシュリー・ブハイ(南アフリカ)に2打差をつける単独首位に立った。日本勢は杉原彩花が1オーバー19位。橋本美月(東北福祉大3年)は6オーバー41位とカットライン上で週末に進んだ。

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