豆乳でたんぱく質を摂取し、寒さを乗り切る

豆乳でたんぱく質を摂取し、寒さを乗り切る


豆乳生活をより楽しんでいただくため、本コーナーでは、ファッション誌で活躍している高橋香奈子さんにご登場いただき、お仕事の中で感じた豆乳について、そして生活の中で得た豆乳情報について発信していただきます。


こんにちは。前回はカナダで息子が小学校を卒業することを報告しましたが、9月に無事、カナダで中学生になりました。小学生よりも格段に生徒数が多くなるし、高校生も同じ校舎(中高一貫のようなシステムで8年生から12年生までが一緒)になるので、初登校まではいろいろと心配していた息子。ですが、いざ入学してみると、同じ小学校の友達もいるし、大学のようなシステムの授業が新鮮で楽しく、さらには日本からの新しい留学生も何人かいたようで(高校の学年になると日本から留学する人が増えるようです)、すっかり新生活を満喫しています。

さて、新生活でバタバタしているうちに、あっという間に10月になりましたね。気候もだいぶ涼しくなり、「スポーツの秋」が本格的に楽しめる時期の到来です。しかも、ちょうど10月12日は「豆乳の日」。人々がスポーツに親しみ、健康な心身を培う日として、日本豆乳協会が国民の祝日のひとつに定められている「体育の日」と同じ10月に制定したのだそうです。

スポーツといえば、息子は以前から続けている野球をメインに、学校のクラブ活動で新たにラグビーを始めました。中学生になるとただ楽しんでいた小学生のころとは違い、筋トレなど、体を作るためのトレーニングもするように。さらには、食事についてのアドバイスをもらうことも。そのため、私も以前より息子が口に入れるものに気をつけるようになりました。

いちばん意識的に摂取させているのはやはり「たんぱく質」です。朝食後と、スポーツの後(ときに寝る前)にプロテインを飲むようにしていますが、その際には豆乳で割って飲んでいます。豆乳には良質な植物性のたんぱく質が入っているからというのはもちろんのこと、植物性たんぱく質は動物性たんぱく質と比べて、吸収や分解に時間がかかるぶん、腹持ちが良いからです。特に、試合のあと夕食まで、もう少し時間がある場合でも、お腹に溜まってくれるので便利。さらには、豆乳は脂質が低いのもうれしいポイントですよね。

我が家の場合、スポーツの遠征で、泊りがけでアメリカに行くことも年に何度かあります。そんなときはホテルに泊まるので、自宅のように食事に気をつけるのが難しいことも……ですが、豆乳はどこのスーパーでも手軽に買えるので、スーツケースに入れてきたプロテインをいつも通り豆乳で割って飲ませれば安心。私自身もエネルギーを切らさず遠征を乗り越えられるように、一緒にプロテインを飲んでいます。

「行楽の秋」でもあるので、国内外へ旅行する人も去年以上に多くなるでしょう。旅行はあちこちに出かけるのが楽しい反面、食事バランスが乱れたり、疲れが溜まったりすることもありますよね。そんなときは、豆乳をお守り代わりにホテルの冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。もし我が家の遠征のようにプロテインがなかったとしても、豆乳単体で植物性のたんぱく質を摂取できるので、体をサポートしてくれます。


なお、この記事は、カナダ在住のファッショエディター高橋香奈子さんによるコラムを転載しています。

プロフィール
ファッションエディター。女性誌の編集を始め、ウェブ媒体やファッションブランドのカタログ、広告のディレクション、書籍の編集などをおこなう。好きが高じて、旅行ガイド本『子連れGUAM-ラクチン・ストレスなし・子供も自分も楽しめるいちばん近い海外リゾートー』(ワニブックス刊)も出版。仕事の息抜きは、美しいビーチリゾートへ旅行して息子とべったりすること。

【Instagram】
@takahashi_kanako_

(2023年11月発行ソイミルクニュース44号掲載コラムより転載)

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