「ガザの人々の今の生活を想像してほしい」 200万人の生活映すドキュメンタリー映画「ガザ 素顔の日常」 那覇市・ゆかるひホールで12月8.9日に上映

上映会への来場を呼びかけるゆまーるシネマの信木総一郎代表=1日、那覇市内

 パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍とイスラム組織ハマスとの戦闘が続く中、ゆいまーる・シネマ(信木総一郎代表)は8、9の両日、パレスチナの日常を記録したドキュメンタリー映画「ガザ 素顔の日常」を那覇市久茂地のゆかるひホールで上映する。

 映画は2019年に製作された。東京23区の6割ほどの面積の土地に暮らす約200万人のパレスチナ人の日常生活にスポットを当て、陽気な商店主や漁師、若者が登場する。信木さんは「戦闘が再開されたと聞き心を痛めている。私たちにできることは少ないかもしれないが、映画を見てガザの人々の今の生活を想像してほしい」と呼びかけた。

 上映会は8日が午後2時と6時。9日が午前11時、午後2時、6時。那覇市久茂地3の4の10「ゆかるひホール」で。チケットは当日1500円、前売り1200円、22歳以下999円。問い合わせは信木さん、電話070(9190)5556。

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