不同意わいせつなどの罪 宮城・気仙沼市元職員の被告が起訴内容を否認

8月、小学校低学年の女子児童にわいせつな行為をしたとして不同意わいせつなどの罪に問われている気仙沼市の元職員の男の裁判が始まり、弁護側は起訴内容を否認しました。

起訴状などによりますと気仙沼市の元職員の被告の男(22)は8月、白石市で小学校低学年の女子児童の下半身を触るなどのわいせつな行為としたとして、不同意わいせつの罪などに問われています。

初公判で被告の男は「私はわいせつな行為をしようと思っていたわけではありません」と述べました。

冒頭陳述で検察側は、ボランティアとしてイベントに参加した際小学生が集まるテントで犯行に及んだと指摘しました。

一方、弁護側はスタッフとして子どもの世話をしていたが、女の子の下半身は触っていないとして起訴内容を否認しました。

被告の男は別の10歳未満の女の子に対しわいせつな行為をした罪などにも問われていて、次回の裁判は1月12日に行われる予定です。

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