函館、港町の夜彩る巨大ツリー 赤レンガ倉庫、クリスマスムード

北海道函館市の赤レンガ倉庫前で点灯された巨大クリスマスツリー=1日夜

 北海道函館市の赤レンガ倉庫前で1日、台船上に設置された高さ約20メートルの巨大クリスマスツリーに明かりがともった。約15万個の発光ダイオード(LED)が輝き、観光客らでにぎわう夜の港町が一足早いクリスマスムードに包まれた。

 インドネシアから初めて北海道を訪れたシティ・ヌルアルリさん(26)は「雪とイルミネーションがマッチして最高」と満足げだった。

 ツリーは25日まで毎日夕方に点灯し、花火も打ち上げられる。以前はカナダの姉妹都市からモミの木が寄贈されていたが、輸送費の高騰などで今年も道産のトドマツを使用した。

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