新アリーナ実現へ署名活動開始 岡山会議所やスポーツ4チーム

署名活動について会見する松田会頭(中央)ら

 岡山商工会議所や、岡山市を拠点とするトップスポーツ4チームなどは1日、同市が建設を検討している新アリーナの実現を求める署名活動を始めた。10万人を目標に来年1月末まで続け、同市と岡山県に提出する。

 署名運動委員会をつくって活動。同会議所や県経済団体連絡協議会をはじめ、バレーボールV1女子・岡山シーガルズ、バスケットボール男子Bリーグ3部・トライフープ岡山、卓球Tリーグ男子・岡山リベッツ、サッカーJ2・ファジアーノ岡山関係団体の一般社団法人ファジアーノ岡山スポーツクラブなどが名を連ねた。

 各チームの試合会場で活動するほか、スポンサー企業やファンクラブ、同会議所の会員企業などを通じて署名を集める。各チームのホームページでもインターネット署名を募っている。

 この日、同市で会見した同会議所の松田久会頭は「将来に誇れるアリーナの建設を目指して皆さんと運動を展開し、熱量を伝えたい」と述べた。

 新アリーナについては、同市が11月下旬、市営住宅跡地(同市北区野田)での建設を想定した基本計画素案を発表している。

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