ブータンで政権交代へ 来年1月に国民議会本選

 【ニューデリー共同】ヒマラヤの王国ブータンの選挙管理委員会は1日、11月30日に実施された国民議会(下院、47議席)予備選の開票結果を発表した。与党の協同党は敗れ、来年1月9日に行われる本選に進出できなかった。過去2回の国民議会選と同様、政権交代することが決まった。

 国民議会選は、予備選の上位2党が本選に進む仕組み。今回の予備選では五つの政党が参加し、2013~18年に首相を務めたツェリン・トブゲイ氏が率いる国民民主党が約42.5%と最多の票を獲得した。約19.6%を獲得し次点だった新党の縁起党と議席を争う。

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