ガザ戦闘再開「命の脅威」 ヨルダン国王が批判

 【ドバイ共同】イスラエルとイスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザでの戦闘を再開したことを受け、中東諸国からは1日、批判の声が上がった。ヨルダンのアブドラ国王はアラブ首長国連邦(UAE)で開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)首脳級会合で演説し「この瞬間にもパレスチナの人々は命の脅威に直面している」とし、イスラエル軍のガザへの攻撃再開を非難した。

 アブドラ氏はガザの人道危機について「水や食料不足がますます深刻になっている」と訴えた。

 イスラエルとハマスの仲介役を務めるカタール政府は声明で遺憾の意を表明した。

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